毎月分配型投資信託はソン

こんにちは!

明るい人生を送るお手伝いをするお金の専門家 FPの堀内久美子です。

 

 

本日は毎月分配型投資信託について

お話させていただきます。

宜しくお願いします。

 

 

 

毎月分配型投資信託とは

 

投資信託では定期的に決済を行い、

それまでの運用実績に応じて収益の分配金を

投資信託の保有者に支払います。

投資信託によっては、決算頻度

年1回毎月隔月、年3回など様々です。

毎月分配型の投資信託は毎月決済を行い、

分配金を毎月支払う商品です。

分配金の支払いをしない方針の商品もあります。

 

 

 

毎月分配型投資信託の投資先は

世界のリート(不動産)や金利の高い国の債券など

様々です。

 

分配型の投資信託は定期的に分配金をもらえるので、

人気があります。

投資商品を買うことで、購入額に応じたお金が毎月もらえるので、

お小遣いのような感覚になります。

 

 

 

毎月分配型の投資信託は

手数料が高いです。

投資信託を保有中に係る手数料

信託報酬が1.7%程で高いです。

毎月分配型でない場合は、

信託報酬は0.5%等1%以下が多いです。

 

 

 

定期的に分配金を出してくれるので、

費用が多めにかかってしまうといった状況です。

 

 

毎月分配型の投資信託はソン

 

投資信託には、基準価額があります。

基準価額は日々変動します。

その投資信託の純資産を発行済の投資信託の口数

で割るった値が基準価額です。

 

 

分配金は基準価額に影響を与えます。

分配金を支払うと基準価額は分配金分、

値下がりします。

 

 

決算時の基準価額が1万円で

1,000円の分配金を出したとすると、

分配後の基準価額は9,000円(=1万円-1,000円)

となります。

 

 

 

分配金は、投資信託が保有している財産から

支払われます。

そのため、分配金を支払うと

投資信託の基準価額は値下がりします。

 

 

 

投資信託は分配金を出すために

保有している財産を一部売却します。

すると投資信託の純資産額は減ります。

発行済みの投資信託の量 (口数)に変わりはないので、

基準価額は下がります。

基準価額=純資産÷口数なので、

口数は同じなのに純資産が減ると

基準価額は小さくなります。

 

 

 

分配金は課税対象

 

分配金を受け取る際には所得税がかかります。

手元に受け取る分配金は税引き後の額になります。

しかし、特別分配金として分配金が支払われた場合は、

所得税はかかりません。

 

 

特別分配金は元本払戻金とも言います。

分配後の基準価額が投資信託保有者の

個別元本(投資信託の取得単価)を下回る場合

個別元本を下回る部分(個別元本-分配後の基準価額)は、

特別分配金となるので非課税です。

個別元本を上回る部分は普通分配金として課税されます。

 

 

 

 

購入時の基準価額は1万円とします。

この場合、個別元本(取得単価)は1万円となります。

決算時に1,000円の分配があり、

決算時の基準価額は1万400円とします。

 

 

 

分配後の基準価額

(決算時の基準価額1万400円)-(分配金1,000円)=9,400円です。

 

課税対象となる普通分配金

(決算時の基準価額1万400円)-(決算前の基準価額1万円)=400円

です。

 

 

 

一方、

非課税の元本払戻金(特別分配金)

(決算前の個別元本1万円) -(分配後の基準価額9,400円)=600

です。

 

 

なお、分配後の個別元本(取得単価)は、

(決算前の個別元本1万円)-(特別分配金600円)=9,400円です。

 

 

 

特別分配金は非課税ですが、

投資信託の個別元本(取得単価)が値下がりする

ので、資産額が減ります。

 

 

例えば、決算前の個別元本は1万円でその時、

2万口保有していたとします。

なお、個別元本は1万口当たりの価格なので、

1万円/1万口となります。

 

この時の投資信託の評価額は

2万口×(1万/1万口)=2万円となります。

 

 

分配で600円の特別分配金が支払われ、

分配後の個別元本(取得単価)が9,400円

なったとすると、保有している2万口の

評価額は

2万口×(9,400/1万口)=1万8800円となります。

 

 

特別分配金が支給されると個別元本が減り、

結果として投資信託の評価額が下がりました。

 

 

 

分配型の投資信託であっても

運用成績が良ければ、

資産総額が増えるので基準価額も

高くなります。

 

 

 

毎月分配型の投資信託は、

分配金を準備するために保有資産の一部を

売却に適した時期でなくても売却する必要があります。

分配金を出すことが投資信託の目的になってしまい、

適切なタイミングで資産の売買ができない場合もあります。

 

 

 

毎月分配型の投資信託は

リタイヤされた方が、

年金の足しとするには適しています。

 

 

ですが、まだ現役で働かれている方には

毎月分配型の投資信託は適していません。

「将来よりも今が大事」という心理

が働くので、毎月分配金がもらえるという目先の利益

を優先してしまいがちです。

 

 

 

将来に向けて長期的にお金の運用を

することが、将来への備えにつながると考えています。

 

 

 

どうしても毎月分配型の投資信託を活用する場合は、

NISA口座で購入して下さい。

なぜなら、NISA口座では分配金に税金がかからないからです。

 

 

 

最後までお読みいただいてありがとうございます。

今週末も皆様にとっていい日でありますように・・・☆彡

 

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