外貨建て終身保険のメリット、デメリット

こんにちは!

明るい人生を送るお手伝いをするお金の専門家 FPの堀内です。

 

 

 

さて、終身保険の中には外貨建ての物もあります。

本日は、外貨建ての終身保険についてお話させていただきます。

本日もよろしくお願いいたします。

 

 

 

外貨建ての終身保険とは

 

終身保険とは被保険者(保険金支払いの対象となる人)が、

死亡または高度障害状態になった場合に保険金が支払われる保険です。

終身保険は保障期間に期限がなく、生涯にわたって保障を受けることが出来ます。

なお、終身保険を解約した場合には

解約返戻金(かいやくへんれいきん)が支払われます。

保険加入後の経過年数によって解約返戻金の額は異なり、

場合によっては解約返戻金額が支払い済み保険料を下回る場合もあります

 

 

 

外貨建て終身保険は、保険料の支払い、保険金の受け取りを外貨で行う終身保険です。

米ドル建てや豪ドル建ての商品が多いです。

このような保険は、外貨国債や社債などで運用を行っています。

 

 

 

円建ての終身保険と比べると外貨建て終身保険

は運用の予定利率が高めに設定されています。

これは、日本国債よりも金利の高い

外国債券や社債等で運用を行っているからです。

 

 

 

予定利率が高いということは、保険料にも影響します。

保険料は、予定死亡率、予定利率、予定事業費率の3つの値によって

算出されます。

 

 

予定死亡率は年齢ごとの死亡率を元に将来の保険金支払いに

必要な保険料の計算をします。

 

 

予定利率は保険料の一部を運用する際の運用利回りの事を言います。

例えば、予定利率1%の場合は、保険料から事務手数料等を除いた金額を

利率1%で運用し、将来支払う保険金の原資とすることになります。

 

 

予定事業費率は保険会社が事業を行うために必要な費用を保険料に組み入れますが、

その際の組み入れ割合の事を言います。

 

 

 

予定死亡率は大きく変動しませんが、

予定利率、予定事業費率は景気の動きとともに変動します。

 

 

予定利率が高いということは、運用資金が効率良く

つまり、リターンが多く運用されているということです。

運用資金および、運用によって得た利益は、

将来の保険金の支払い資金となります。

つまり、運用利率が高いとお金がより多く増えます。

終身保険の場合には将来支払う保険金額は

契約時に設定されます。

ですので、運用利率が1%の時と10%の時を比較すると

将来支払うと約束した保険金1000万円を用意するための

毎月の運用資金は予定利率10%の時の方が少額で済みますね。

運用利率が高いと保険料が安くなります。

 

 

 

円建て終身保険よりも

予定利率が高めに設定されている外貨建て終身保険は

保険料が安くなります。

 

 

 

外貨建て終身保険のメリット

 

・予定利率が高いので貯蓄性に優れている事

 

・保険料が安い事

 

・資産を外貨に分散できる

 

・円安になれば為替変動による利益が得られる

 

 

 

資産の一部を外貨で保有することで、

日本円に万が一のことがあった際のリスクを軽減できます。

また、為替変動による利益を得る機会があるのも大きなメリットです。

 

 

例えば、支払った保険金額が総額1000万円で

支払われる保険金が10万ドルの場合には、

支払った保険金の為替レートは100円/ドル(=1000万円÷10万円ドル)になります。

保険金受取時の為替が150円/ドルだとすると・・・

保険金は10万ドルなので、円換算すると、

1500万円(=10万ドル×150円/ドル)

支払った保険料は1000万円なので、円高になることで

500万円(=1500万円-1000万円)の利益となります。

 

 

 

外貨建て終身保険のデメリット

 

・保険金を外貨でしか受け取れない物もある

注意:保険金の支払いを円建てで行う外貨建て保険もあります。

 

・為替変動により損をする場合もある

 

・毎月支払う保険料が為替により変動するので、

毎月の支出の管理が難しい

 

・受け取った保険金を円に換金する場合、手数料がかかる

 

・受け取る外貨での保険金がいくらになるのか予測が難しい

⇒保険金受取後の資金計画を立てにくい

 

 

 

将来の備えとして保険に加入されても将来もらえる保険金が

いくらになるのかわからなければ、心もとないですね。

将来は外国で生活する方には、メリットも多いですね。

 

 

 

手数料の高い外貨建て保険

 

金融庁の発表によると銀行の窓口で販売されている

外貨建ての生命保険は他の金融商品よりも手数料(銀行の手元に入る手数料)が

6%と高く設定されているようです。

円建ての生命保険や投資信託の手数料は3%程なので、約2倍になります。

 

 

支払った保険料の中から、銀行へ渡す手数料が引かれると

保険金の運用で使われているお金は減りますね。

この手数料は皆さまが直接支払っているわけではないので、

実感はないですが、他の金融商品の倍の手数料が取られていることは

覚えておいていただきたいです。

 

 

 

外貨建ての終身保険に加入するかしないか

 

人それぞれ、リスク許容度などがことなるので、加入した方がいいですとは言い切れませんが、

メリット、デメリットを踏まえてデメリットよりも

メリットの方が大きい場合には加入を視野に入れてもいいと思われます。

受け取る保険金が日本円でいくらになるのかわからない等と

不確定要素が沢山あるので、運用利率が高いからという理由だけで

加入の決断をされるのは早計です。

 

 

 

将来海外で生活する予定がない方は、

慎重に判断していただきたいです。

他の手段で将来への備えを準備することもできます。

 

 

 

本日も最後まで、お読みいただいてありがとうございました。

 

明日以降は少し寒さが緩むようですね。

寒さに弱い私にはありがたいことです♪

明日も皆さまにとって充実した日になりますように・・・☆

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