保険金の受け取りで確定申告が必要となるケース

こんにちは!

明るい人生を送るお手伝いをするお金の専門家 FPの堀内です。

 

 

 

保険の中には貯蓄機能も備えた商品もあります。

満期になると支払った保険料よりも

多くのお金を受け取ることが出来ます。

この満期保険金を受け取ると

確定申告が必要な場合もあります。

本日は、満期保険金を受け取った際の

確定申告についてお伝えいたします。

よろしくお願いします。

 

一時所得

 

満期保険金、満期返戻金は一時所得として課税されます。

一時所得とは、名前の通り、一時的・臨時的な所得のことを言います。

一時所得となるものは、以下のものがあります。

・満期保険金、損害保険の満期返戻金

 

・売買契約の解除により、

 契約の当事者が受け取る手付金、違約金

 

・家を借りている人が、立ち退きの際に受け取る立退料

 

・懸賞の賞金品、福引の当選金、競馬・競輪の払戻金

 

・落とし物を拾った人が受け取るお礼のお金

 

 

なお、「売買契約の解除により、

契約の当事者が受け取る手付金、違約金」とは

家などを購入する際に

購入者が売主に対して手付金を支払います。

購入者が家の購入をキャンセルする場合、

売主に対して支払った手付金を

放棄しなければいけません。

契約解除により売主が受け取った手付金は

一時所得となります。

 

 

 

懸賞の賞金品や福引の当選金は一時所得ですが、

宝くじの当選金は一時所得ではありません。

一時所得ではないので、

宝くじの当選金には税金がかかりません

 

 

 

一時所得の額は以下の式により算出されます。

一時所得=

収入金額-収入を得るために要した費用-特別控除(50万円)

 

 

支払い保険料は総額100万円、

受け取った満期保険金が150万円とします。

この場合、

収入金額=受け取った満期保険金150万円です。

収入を得るために要した費用=支払い済みの保険料100万円です。

一時所得額は、

収入金額150万円-収入を得るために要した費用100万円-特別控除50万円

よりゼロ円となります。

収入金額-収入を得るために要した費用から

引くことが出来る特別控除は

最大で50万円です。

例えば、収入金額-収入を得るために要した費用=30万円の場合には、

一時所得から引くことが出来る特別控除額は30万円となります。

 

 

つまり、収入金額-収入を得るために要した費用-特別控除(50万円)

の式で求めた一時所得の額がマイナスとなった場合には

一時所得はゼロ円とみなします。

 

 

満期保険金の受け取りで確定申告が不要な場合

 

会社勤めの方はお給料以外の収入が

年間20万円を超えると確定申告が必要です。

一時所得額×1/2の値を給与所得などの

他の区分の所得と合算して総所得金額を求めます。

総所得金額を元に納税額が算出されます。

 

 

 

時所得×1/2の金額が20万円以下ならば、

税金を納める必要はないので、確定申告は不要です。

つまり、一時所得が40万円以下ならば

確定申告は不要です。

ということは、

一時所得=収入金額-収入を得るために要した費用-特別控除(50万円)

なので、

確定申告が不要な一時所得が40万円以下の時は

「収入金額-収入を得るために要した費用」が90万円以下です。

40万円以下+特別控除50万円より90万円以下となります。

 

 

 

まとめると、

満期保険金の利益が90万円以内の場合

⇒確定申告不要

満期保険金の利益が90万超えの場合

⇒確定申告が必要です。

 

 

例外

 

一時払いの老養保険や一時払いの損害保険で、

保険期間が5年以内のものは、

金融類似商品と見なされます。

そして、20.315%の税金が引かれます。

途中解約をして保険期間が5年以内となった場合でも

20.315%の税金がかかります。

 

 

 

給付年金総額が決まっている確定年金タイプの

一時払いの個人年金保険を契約開始から5年以内、

年金支払い開始前に解約した場合も

20.315%の税金がかかります。

 

 

 

なお、老養保険とは保障が一定期間の保険です。

亡くなった場合には死亡保険金を

満期を迎えると満期保険金を受け取ることのできる

貯蓄性のある保険です。

老養保険は保険料が高めに設定されています。

 

 

 

貯蓄性のある保険に加入を検討されている方は、

税金がかからないようにするためには、

満期保険金が

支払い済み保険料+90万円以内に収まる

設定をされると節税につながります。

 

 

 

2018年の確定申告の受付期間は

2月16日~3月15日までです。

医療費控除などの税金の還付を受ける確定申告は、

1月4日から受付をしております。

 

 

 

本日も最後まで、お読みいただいてありがとうございました。

寒い日が続きますので、暖かくしてください。

明日も皆さまにとって充実した日になりますように・・・☆

 

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