TOPIX連動型、日経平均連動型どちらのファンドを選ぶべきか

こんにちは!

明るい人生を送るお手伝いをするお金の専門家 FPの堀内です。

 

 

 

日本の株価の値動きを示す指数であるTOPIXと日経平均の違いに

ついて、先日お伝えしました。

本日はその続きで、日経平均連動型の投資信託と

TOPIX連動型の投資信託の違いについてお伝えします。

本日もよろしくお願いします。

 

 

 

TOPIXと日経平均の違いのおさらい

 

TOPIXも日経平均もどちらも日本の株価変動を示す

株価指数です。

日本の株価指数には、その他にもジャスダックインデックスや

東証マザーズ指数などがあります。

 

 

 

TOPIXは日本語では東証株価指数といい、

東京証券取引所 (以下、東証と略します)の

一部に上場している全株式の時価総額の合計額

基準日である1968年1月4日の時価総額を100として数値化したものです。

TOPIXは東証一部に上場している全企業の時価総額の合計なので、

東証一部全体の株価の値動きを把握できます。

TOPIXの特徴は、株式数が多い大型株の影響を受けます。

なお、東証一部に上場している企業は2105社

(2018年7月26日時点)です。

 

 

 

一方、日経平均とは東証一部に上場している225銘柄の平均株価です。

そのため、株価の大きな銘柄の影響を受けます。

株価の大きな銘柄の株価が変動すると日経平均も変動します。

 

 

 

株価の大きな銘柄が日経平均株価に与える影響を具体的に見てみましょう。

例えば4つの異なる日本株があるとします。

それぞれの株価は100円、300円、1000円、2万5000円です。

これら4つの株価の平均は6600円です。

業績好調により株価2万5000円の銘柄の株価が

10% (2500円) 高くなり、2万7500円になったとします。

この時、その他3つの銘柄の株価は先ほどと同様で

100円、300円、1000円でした。

この時、4銘柄の株価の平均は7225円になります。

 

 

 

株価の大きな銘柄 (この場合は株価2万5000円の銘柄)の

株価が変動すると平均株価は6600円から7225円と

9.5% (625円)も高くなりました。

この場合、たった一つも銘柄の株価が10%高くなっただけですが、

平均株価もそれにつられて9.5%高くなりました。

このように日経平均は株価の大きな銘柄の変動に大きな影響を受けます。

 

 

 

逆に株価の安い銘柄の株価が変動すると平均株価はどうなるでしょうか?

先程と同様、株価が100円、300円、1000円、2万5000円の4銘柄があるとします。

雑誌で取りあげられたことにより人気となり、

株価100円の銘柄の株価が10%高くなり、110円になりました。

この時、他の3銘柄の株価は変わりなく300円、1000円、2万5000円です。

この時の4銘柄の平均株価は6603円です。

株価が変動する前の平均株価は6600円だったのに比べて、

90%も株価が高くなった銘柄があったとしてもたった0.04% (3円)しか

平均株価は高くなりません。

このように株価が10%変動しても

株価の低い銘柄は日経平均には大きな影響を与えませんが、

株価の高い銘柄は大きな影響を与えます。

 

 

 

TOPIX連動型の投資信託

 

TOPIXは東証一部に上場している全企業の

時価総額の合計ですので、各銘柄がTOPIXの中で

どの程度の割合を占めているのかがわかります。

TOPIX連動型の投資信託の特徴は以下のものが挙げられます。

 

 

・投資銘柄数が約2000銘柄と多い

・どの投資信託も投資先の企業、および組み入れ割合はほぼ同じ

 

 

 

東証一部に上場している企業は約2000社です。

そのため、TOPIX連動型の投資信託は投資先の企業数が多いです。

投資先が多いことは分散投資につながります

例えば、ある産業が低迷したため関連企業の株価が下落しても

他の分野の株が資産減少分を補ってくれる可能性が高くなります。

 

 

各銘柄がTOPIXでどの程度の割合を占めているのか分かるため、

各投資信託はTOPIXの構成銘柄割合に従って、各銘柄の株を保有しています。

そのため、TOPIX連動型の投資信託の資産構成はどれもほぼ同じです。

なお、TOPIXに占める銘柄の上位は

トヨタ、三菱UFJ、NTT、ソニー、ソフトバンクグループ・・・などなどです。

 

 

 

日経平均連動型の投資信託

 

日経平均は東証一部に上場している企業のうち

225社の株価の平均です。

そのため、日経平均連動型の投資信託は

約200銘柄程に投資をしています。

TOPIX連動型の場合と比べると投資先が少ないですね。

日経平均連動型の投資信託の特徴は以下のものが挙げられます。

 

・投資銘柄数が約200銘柄とTOPIXの場合と比べると少ない

・どの投資信託も投資先の企業、および組み入れ割合はほぼ同じ

 

 

 

TOPIXや日経平均などの株価指数連動型の

投資信託は、どの商品も資産構成はほぼ同じです。

資産構成がほぼ同じということは、

どの商品を選んでも収益に大きな違いはありません

 

 

 

TOPIX連動型と日経平均連動型の投資信託の成績

 

TOPIX又は日経平均に連動した代表的な投資信託で

過去1年、3年、5年、10年でのトータルリターンを比較すると、

その年数においても日経平均連動型の方がトータルリターンは高いです。

トータルリターンは、その投資信託の基準価額が一定の期間内にどれ位

上がったか、下がったかを示したものです。

なお、分配金が出る投資信託の場合は分配金を全額再投資したと

仮定した計算です。

 

 

各タイプの投資信託でのトータルリターン

 

1年 3年(年率) 5年(年率) 10年(年率)
日経平均連動型の

投資信託

12.83% 4.69% 11.66% 6.55%
TOPIX連動型の

投資信託

9.44% 3.98% 10.83% 4.68%

 

 

 

 

日経平均連動型の投資信託が向いている方

 

この成績は過去10年のものですので、

今後も同じ状況になるとは言えませんが、

少しでも多くのリターンを狙いたい場合には、

日経平均連動型の投資信託が向いています。

 

 

 

安全性を重視される方

 

安全性を重視される方には分散投資がお勧めです。

そのため、東証一部上場の約2000社に分散投資をしている

TPIX連動型の投資信託が向いています。

 

 

 

株価指数連動型の投資信託から、どのファンドを選ぶか

 

TOPIX連動型はどの商品でも資産構成はほぼ同じ。

同様に日経平均連動型の商品の資産構成はほぼ同じ。

ということは、言い換えるとTOPIX連動型の投資信託は、

どの商品を選んでも同じような運用成績になります。

日経平均連動型の投資信託も同様です。

 

 

 

どの商品を選んでも同じような成績ならば、

信託報酬などの手数料が低い商品を選択したほうがお得です。

 

 

 

信託報酬は投資信託を保有中に係る手数料で、

投資信託の財産の中から差し引かれます。

ですので、手数料を払っているという実感はありません。

この信託報酬は信託財産から差し引かれます。

信託財産は投資信託が保有している財産のことを言います。

手数料が高い投資信託の場合、せっかく資産が増えても

そのから沢山の手数料が引かれてしまいます。

 

 

 

なお、TOPIX連動型の投資信託の場合、

信託報酬は0.22%、0.27%、0.88%など様々です。

この信託報酬の安い商品を選択されてはどうでしょうか?

特に長期に渡り投資信託を保有される場合には、

手数料が安いことは大きなメリットです。

 

 

まとめ

 

株価指数連動型の投資信託は

どの商品も投資先がほぼ同じなので、

信託報酬などの手数料が安いものを選択する。

 

 

指数連動型でもより高いリターンを希望する場合は、

日経平均連動型の投資信託を

リスクを抑えた分散投資を希望する場合は

TOPIX連動型の投資信託を選ぶ。

 

 

投資信託の商品数は膨大にあります。

選択肢が多いとストレスになってしまいます。

日本株に投資している投資信託を選ぶ場合は、

どの株価指数に連動している商品を選ぶのか決め、

その中で信託報酬が安い物を選ぶという

手順を踏むと、比較的簡単に商品選択ができます♪

 

 

 

今日も最後まで、お読みいただいてありがとうございました。

明日も皆さまにとって充実した日になりますように・・・☆

 

 

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