分配金が非課税となる特別分配金とは

こんにちは!

明るい人生を送るお手伝いをするお金の専門家 FPの堀内です。

 

 

 

投資信託では決算時の運用実績により分配金が出るものもあります。

中には毎月分配金を出している商品もあります。

一般的には分配金には税金がかかるのですが、

税金がかからない場合もあります。

本日は投資信託の分配金が非課税となる場合についてお伝えいたします。

本日もよろしくお願いします。

 

 

 

投資信託の分配金

 

投資信託は定期的に行う決算時の運用成績が良ければ、

分配金を出す場合があります。

決算の頻度は商品によって異なり、毎月、半年、一年などがあります。

少し前までは毎月分配金型の投資信託は人気がありました。

今は以前ほどの人気はありません。

 

 

 

なぜなら、分配金を出すことで資産が雪だるま式には増えないからです。

また、一般的に手数料が高いからです。

これはデメリットでもあります。

 

一方、メリットは分配金がもらえることです。

 

 

 

分配型の投資信託のデメリット

 

分配金を出すと資産が雪だるま式に増えない

 

例えば定期預金をする際、

利息は普通預金の口座に入金するのか

又は利息を定期預金口座に入金し利息を含めた金額で

定期預金を再スタートするのか選択します。

定期預金で得た利息を普通預金に入金すると

預け入れた定期預金は増えませんね。

 

 

 

金利1%で100万円の定期預金を組むと

利息1万円は普通預金に入金されるので、

定期預金の金額は100万円から増えることはありません。

 

 

 

利息を定期預金に組み入れる場合、

先程と同条件の金利1%で100万円の定期預金では

利息1万円は定期預金に組み込まれます。

そのため、次年度は金利1%で101万円の定期預金を

行うことになります。

すると2年目の利息は1万100円と1年目よりも100円

利息が増えます。

この利息も定期預金に組み込むので定期預金の元本は

102万100円になります。

定期預金額がどんどん増えていきますね。

 

 

 

雪の上で雪ダルマを転がすと雪だるまがどんどん大きくなることに

例えることができます。

このように利息を元本に組み入れてお金がどんどん増えていくことを

複利効果といいます。

 

 

 

 

投資信託で分配金を出すと複利効果が期待できません。

分配金で投資信託を追加購入する再投資を行うと複利効果はありますが、

分配金をもらう際に20.315%の税金がひかれているので、

再投資できる金額は少なくなります。

 

 

 

一般的に手数料が高い

 

投資信託の手数料としては購入時手数料や

投資信託を保有中にかかる信託報酬などがあります。

 

 

 

今販売されている毎月決算型の投資信託は、

購入時手数料が無料のものもありますが、

4.3%程のものもあります。

積立てNISAやiDeCoの対象となっている投資信託は

購入時手数料は無料です。

 

 

 

一方、分配型の投資信託の信託報酬は0.6%や2%前後です。

0.6%程と低い物もありますが、2%は高いです。

積立てNISAやiDeCoの対象となっている投資信託では

0.5%前後の商品が多いです。

 

 

 

投資信託の手数料が高いということは、

投信に回せるお金が手数料分減るので

その分運用効果を得られません。

 

 

 

投資信託の分配金の分類

 

個別元本とは

 

投資信託は分配金を出すと、その分基準価額は減ります。

例えば、基準価額が1万円の投資信託が

分配金を1000円出すと分配後の基準価額は

1万円から分配金1000円を引いた9000円になります。

 

 

投資信託の基準価額が減ると投資信託を売却して得るお金が減ります。

投資信託1口(くち)を持っていて1口1万円の時と

1口9000円の時とでは、換金額に差が生じます。

 

 

 

投資信託の購入単価を個別元本といいます。

基準価額が1万円のときに一括購入した場合の

個別元本は購入額の1万円です。

 

 

一方、複数回に分けて購入した場合の個別元本は、

加重平均から算出します。

基準価額1万円のときに1口購入し、

基準価額が1万2000円の時に2口購入したとすると

個別元本は下に示した金額になります。

 

 

投資信託の分配金が非課税となる場合

 

投資信託の分配金が非課税となるのは、

分配後の基準価額 < 個別元本 の場合です。

 

 

例えば、分配前の基準価額が1万円

分配金1000円

分配後の基準価額が9000円

個別元本が9400円の場合、

分配後の基準価額9000円< 個別元本9400円で、

分配金が非課税となる条件を満たしています。

 

 

投資家にとって利益となっている分配金を

普通分配金といいます。

この場合、個別元本9400円に対して

分配前の基準価額1万円は600円利益となるので

普通分配金は600円になります。

普通分配金には20.315%の税金がかかります。

 

 

 

元本の払い戻しに相当する分配金を

特別分配金といいます。

この場合、分配金1000円のうち600円は利益と

なっている部分からの分配ですが、

残り400円は払い込んだ元本の一部を取り崩したものです。

そのため、この例では400円は特別分配金となります。

特別分配金は利益ではないので、税金がかかりません

 

 

特別分配金が支払われるとその分、

個別元本は引き下がります。

この例では分配前の個別元本は9400円で

元本取り崩しに相当する特別分配金は400円なので、

分配後の個別元本は9400円-400円の9000円となります。

 

 

 

特別分配金は税金がかかりませんが、

払い込んだお金が戻って来るだけなので

長期的に特別分配金が出る状態は避けて、

利益の出るような運用を狙いましょう♪

 

 

 

運用効率を上げるには分配金のない投資信託を活用

 

多くの投資信託の決算頻度は年一回です。

そして分配金を出さずに運用益を再投資資金に充てている

ケースが多いです。

利益を再投資するということは、雪だるま式に資産が増えていきますね。

 

 

 

分配金のない投資信託を選択するには、

積立てNISAやiDeCoの対象となっている商品の中から

チョイスするといいです。

 

 

 

年金生活をされている方には

生活費の足しになる資金として分配金を活用できますが、

現役世代の私達にはお勧めできない商品です。

 

 

 

最後まで、お読みいただいてありがとうございました。

明日も皆さまにとって充実した日になりますように・・・☆

 

 

 

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