投資信託の販売会社を比較できる共通指標 KPIとは

こんにちは!

明るい人生を送るお手伝いをするお金の専門家 FPの堀内です。

 

 

 

投資信託の商品選びをされる際、

商品数が多いため悩まれると思います。

金融庁は共通KPIという比較可能な指標を

投資信託の販売会社に開示するよう求めています。

数値化された情報により消費者が

投資信託の評価をしやすいようにするためです。

本日は投資信託の評価指標 (KPI)についてお伝えします。

本日もよろしくお願いします。

 

 

 

金融庁が設定した共通KPIとは

 

KPIとはkey performance indicatorの略です。

組織での個人や部門の業績評価を

評価するための指標のことを言います。

 

 

これまで各金融機関は自主的にKPIを設定、公表してきました。

自主的に設定した項目のため、公表されたKPIで金融機関を

比較することは容易ではありませんでした。

複数の候補から最適なものを選択する場合、

各選択肢の情報項目がバラバラだと、

どれか一つに選択するのは難しいです。

 

 

 

 

私達が金融機関を選びやすくするために

金融庁は各機関に共通のKPIを公表するよう

求めています。

金融庁が設定してKPIの3指標は、

①運用損益別顧客比率

②投資信託預り残高上位 20 銘柄のコスト・リターン

③投資信託預り残高上位 20 銘柄のリスク・リターンです。

 

 

 

①運用損益別顧客比率

 

顧客が保有する投資信託の手数料を引いた後の運用損益を

顧客比率で示した指標です。

運用損益の区分は-50未満から+50%以上の8区分です。

各区分に該当する顧客割合を示したものです。

 

 

 

運用損益別顧客比率で損益がマイナスの顧客割合が多いと

その金融機関は顧客に適した商品を

勧めていないかもしれないと判断できます。

 

 

 

②投資信託預り残高上位 20 銘柄のコスト・リターン

 

設定後5年以上経過した投資信託の預り残高上位20銘柄の

コストとリターンの関係示した指標です。

コストを横軸にリターンを縦軸にしたグラフです。

コストとリターンの関係を視覚的に見ることができます。

 

 

 

③投資信託預り残高上位 20 銘柄のリスク・リターン

 

設定後5年以上経過した投資信託の預り残高上位20銘柄の

リスクとリターンの関係示した指標です。

リスクを横軸にリターンを縦軸にしたグラフです。

リスクとリターンの関係を視覚的に見ることができます。

 

 

 

コスト・リターン、リスク・リターンの指標から、

金融機関がどの程度のリターンの商品を顧客に

提供してきたのか把握できます。

 

 

 

一般的にリターンの大きな投資信託は

コストもリスクも大きいです。

なお、投資信託のコストの一部は金融機関の収益となります。

 

 

 

投資信託販売会社の共通KPIによる調査結果

 

金融庁が平成30年6月29日付けで

投資信託の販売会社における 比較可能な共通KPIを用いた分析

を発表しました。

対象となったのは、主要行等9行地域銀行20行です。

主要行等9行は次に示す銀行です。

みずほ銀行、みずほ信託銀行、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行

三井住友銀行、三井住友信託銀行、りそな銀行、新生銀行、あおぞら銀行

 

 

①運用損益別顧客比率

 

各銀行での調査結果を総合すると

半数強の顧客の運用損益率はプラスでした。

しかし、顧客の46%運用損失を生じています。

最も比率が多いのは運用損益-10%以上0%未満

該当する顧客割合は35%です。

 

 

 

この調査結果は銀行での調査結果です。

証券会社は含まれていません。

銀行ではコストの高い投資商品を販売し、

手数料収入を得ていることが問題となっています。

 

②、③コスト・リターン、リスク・リターン

 

投資信託預り残高上位 20 銘柄のコスト・リターンでは

コストとリターンの相関は認められませんでした。

つまり、コストに見合ったリターンを得ていないという結果でした。

コストが高いのにリターンは、それほど大きくないと

コスト負担分の損をしていることになります。

 

 

 

投資信託預り残高上位 20 銘柄のリスク・リターンでは

リスクの上昇に伴い、リターンも上昇する傾向が見られました。

 

 

 

資産運用での損失を避けるためにも

私たち自身で投資商品を選ぶ必要があります。

勧められるまま投資商品を購入するのは、

避けていただきたいです。

不安のある状態で投資を始めると

不安感はどんどん大きくなると思われます。

その不安感がストレスにつながるかもしれません。

 

 

 

投資信託をする場合、

銀行よりも証券会社の方が取扱い商品数は

圧倒的に多いです。

選択肢の多い方が適した投資商品と巡り合える

可能性も高いです。

 

 

 

ネットの証券会社では窓口がないので、

商品の勧誘をされることもありません。

資産運用をされる場合は、証券会社の活用をお勧めします。

 

 

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

明日も皆さまにとって充実した日になりますように・・・☆

 

 

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください