高金利の債券には要注意!

こんにちは!

明るい人生を送るお手伝いをするお金の専門家 FPの堀内です。

 

 

 

証券会社のHPで「利率5.00% 円建債券」などの

商品案内を目にしたことはありませんか?

このような円建ての高金利債券

一般的に複雑な仕組みです。

一例として株価連動債があります。

このような仕組みが複雑な債権を

安易に購入するのは危険です。

本日は株価連動債についてお伝えします。

本日もよろしくお願いします。

 

 

株価連動債とは

 

対象とする会社の株価の変動により、

満期時に戻ってくるお金や

満期までの期間が変動する債券です。

債券は比較的安全な商品とされています。

しかし、株価連動債は対象とする株価の変動によって

預けたお金よりも少額しか戻ってこないこともあります。

このような債券はリスクが大きいです。

株価連動債は債券ですが、                    

株式に投資するものと理解した方が適切です。

 

 

 

株価連動債では、債券の発行体とは異なる企業

株価と連動させる場合もあります。

例えば、「株価連動型債 (任天堂株式会社)」

という債券があります。

この債券の発行体はドイツ銀行ロンドン支店です。

 

 

 

商品名に企業名が入っているので、

企業が発行している社債だと勘違いしてしまいます。

適用金利が高い社債なので、

その企業が倒産しない安全な商品と思うのは危険です。

このように有名な企業の名前が入っており、

適用金利の高い債券は株価連動債ではと疑ってください。

 

 

 

株価連動債の仕組み

 

債券はお金を借りたい人が発行することで、

資金を集めることができます。

債券を購入することで、お金を貸します。

そのため満期になれば、

貸したお金が戻ってきます。

債券購入者にお金が戻ってくることを

償還 (しょうかん) といいます。

 

 

 

株価連動債の場合、株価に連動して

償還や償還が変動します。

 

 

 

 

早期償還

 

株価が設定条件を満たすと満期前に

お金が戻ってくることを早期償還と言います。

この早期償還判定条件

商品案内情報として公開されています。

早期償還判定条件は、

当初価格 × 110% (例)です。

一般的には100%超が設定されています。

当初価格は予め指定された日の

対象銘柄の株価です。

予め指定された日は

債券の購入締め切り後の日です。

そのため、債券を購入する際に

早期償還判定条件の基準となる

当初価格を知ることはできません。

 

 

 

対象企業の株価が一定額以上になると

早期償還判定条件を満たします。

すると満期前の債券であっても

預けたお金が戻ってきます。

 

 

 

債券には年に数回の利払い日が設けられています。

利払い日に利息をもらえます。

利払い日における対象企業の株価で、

早期償還を判定します。

 

 

 

ノックイン

 

株価連動債にはノックイン事由が設定されています。

ノックインとは予め定められた株価水準を下回ることです。

ノックイン判定水準は

当初価格 × 70% (例)です。

一般的には100%よりも低い値が設定されています。

 

 

 

対象株価が一定額以下になるとノックイン条件を

満たします。

ノックイン条件を1度でも満たすと

場合によっては満期日にお金が満額戻ってきません。

その条件とは

満期日の株価が当初価格よりも低いことです。

 

 

 

つまり債券を保有中に一回でも株価が

ノックイン条件を下回り、

かつ満期日の株価が当初価格よりも低いと

満期日には満額返金されません。

 

 

 

この場合、満期日に戻ってくるお金は

債券を購入額 × (満期日の株価÷当初価格) です。

 

 

 

債券を100万円分購入し、

対象企業の基準株価である当初価格が2000円、

満期日の株価が1500円、

ノックイン条件を1回満たした場合に戻ってくる金額は

100万円×1500円÷2000円で75万円です。

25万円もの損失です。

 

 

 

株価連動債のデメリット

 

デメリットは次の2つです。

・対象企業の株価が上昇しても

もらえる利息は当初設定した金利分のみ

 

・株価が下落すると損失が生じること

 

 

 

 

対象企業の株価が1年間で10%値上がりすると

100万円で株を購入していれば、

10万円の利益になります。

しかし、株価連動債では

適用金利は決まっているため、

株価が値上がりしても

適用金利分の利息しかもらえません。

 

 

 

株価下落すると満期日には満額戻ってこないので、

株価連動債は少ない恩恵で、

大きな損失になる可能性があります。

債券なので安全という印象がありますが、

株価連動債は株よりもメリットの少ない商品です。

安易に購入するのは避けてください。

 

 

 

株の場合、企業が倒産すれば株の価値になります。

ですが、購入時よりも株価が下がっても

株価が上昇するまで待てば、

損失を防ぐことができます。

 

 

 

株価連動債のメリット

 

株価が上昇場面では高い金利が適用されること

です。

メリットよりもデメリットの方が大きいです。

 

 

 

まとめ

 

株価連動債は仕組みがややこしいので、

購入は避けた方がいいです。

株価連動債は好景気で株価上昇時には

購入するメリットはあります。

しかし、株価下落時には

損失を生じる可能性があります。

 

 

 

株価の変動は予測が難しいです。

そのため、株価連動債のメリットはあまり

ないです。

 

 

 

株価連動債のように複雑な仕組みの債券

の購入は避けた方が無難です。

すぐに理解できない名前の債券は

複雑な仕組みの可能性が高いです。

 

 

 

金利の高さだけではなく、

債券名にも注目してください。

 

 

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

明日も皆さまにとって充実した日になりますように・・・☆

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